おはようございます!
本日は秋田旅最終日。
あっという間に最終日。
寂しいなぁ。
地元・埼玉へ戻るには
大曲から大宮まで新幹線で帰るルートが最短ですが、
今回の旅では山形県の鶴岡から
特急海里に乗って日本海を見ながら帰るルートを選択。
ということで、
まずは山形県目指して出発です!
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鶴岡から海里に乗る前に
どうしても立ち寄りたかったスポット
丸池様へ。
何年も前から来てみたかった丸池様。
鳥海山の麓にある丸池様は、
鳥海山からの伏流水を水源とした湧水で満たされた池です。
その神秘的な景観は絶景好き・カメラ好きの人なら知らない人はいない!
というくらい有名なスポットなんですよ。

横手から2時間ほどで丸池様の駐車場に到着しました。

池まで続く原生林がもう神秘的。
この道を少し進んだ先に丸池様があります。

こちらですね!
ものすごくきれいなエメラルドグリーンの池です。

この素晴らしく美しいエメラルドグリーンは、
池の水の透明度の高さや太陽の光の屈折具合など
微妙な加減から成るものなのだそう。

池のほとりには鳥海山大物忌(おおものいみ)神社の境外末社「丸池神社」があります。
古来、池そのものが御神体として崇められてきて
鳥海山信仰の一翼を担う重要な史跡であった丸池神社は、
平成20年に国指定史跡に選定されたそうですよ。

この神秘的な美しさ、
何時間でも眺めていたくなってしまいますね。

丸池様の駐車場からは鳥海山がよく見えます。
昨日、横手から見た山と同じ山だとは思えないくらい形が違う!
山は見る角度によってこんなにも表情を変えるのですね…!
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丸池様の神秘的な雰囲気を堪能したあとは、
車で10分ほど走った場所にある十六羅漢岩供養石仏群へ。

十六羅漢岩供養石仏群とは
↓
〈吹浦海禅寺21代寛海和尚が、日本海の荒波で命を失った漁師諸霊の供養と海上安全を願って造佛を発願し、1864年(元治元年)に自身は近村から酒田まで托鉢をしながら地元の石工たちを指揮、5年の年月をかけて明治元年22体の磨崖仏を完工しました。
16の羅漢に釈迦牟尼、文殊菩薩、普賢の両菩薩、観音、舎利仏、目蓮の三像を合わせて22体。これだけの規模で岩礁に刻まれているのは日本海側ではここだけといわれ、歴史的にも貴重な資源です。〉
※遊佐鳥海観光協会公式HPより

十六羅漢岩は、駐車場から道を渡った先にあります。

あの岩場にあるのね。
近付いてみましょう。

あったあった!
本当に石仏様がいらっしゃいます。

これはすごい…!
日本海を背景にした手彫りの石仏様がこんなにたくさん。
拝んでおこう…。
全部で22体あるという十六羅漢岩、
ひとつひとつをじっくりと見ていきたいところですが
ちょっと海里の乗車時間に間に合わなくなっちゃいそう。
ここで見るサンセットはきっと美しいと思うので
またの機会にゆっくりと訪れたいなぁ。
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丸池様と十六羅漢岩を駆け足で見学し、
特急海里の乗車時間ギリギリに鶴岡駅に到着できました。

予約しておいたコンパートメントシートに着席。
ここから新潟駅まで約3時間の電車旅です。
ちなみに、コンパートメントシートの他に

売店が完備されている車両や

ダイニング車両、

リクライニングシートの車両もあります。
ワタシは個室感のあるコンパートメントシートが一番好きかな。

鶴岡駅を発車し、
しばらく田園風景を見ながら走って行くと

車窓の外に日本海が!

沖の方に見える島は粟島ですね。
曇り空なのが残念ですが、
それでも海を見ながらの電車旅はテンション上がる!
海里は途中の桑川駅にて30分ほど停車します。

桑川駅は道の駅笹川流れと直結していて
駅を出て道を渡ればすぐそこに海岸があります。


曇り空でも笹川流れの海は超絶きれい!

透明度抜群の海に見惚れちゃうよ。
あぁ~、
晴れている日にまた来たい!
絶対また来る!

桑川駅の正面にはちょっとだけですが民宿や飲食店が並んでいて

天然岩牡蠣を食べられるお店もありました。


お店のおじちゃんに、
「海里の停車中に牡蠣を食べに来たのはアンタが初めてだよ~!」
と言われつつ天然岩牡蠣を堪能する相方。
(ちなみにワタシは2月に牡蠣に当たったばかりなので回避)
おいしそうだったな~!
桑川駅を過ぎてしばらくすると、
海里は海岸線を離れ内陸に入ります。
もう新潟駅はすぐそこ。
本当に旅の終わりだ~!
電車の中で、
「次はどこへ旅しようか」
と計画を立てるのも良き時間。
次の旅を楽しみに、今日はぐっすり眠ろう。