昨年の秋に
友人に初めて連れて行ってもらった
東京都唯一の村・檜原村と
そのお隣に位置するあきる野市。
昨年は友人オススメのスポットを巡り、
素敵なカフェや払沢の滝、透明度抜群の秋川渓谷など
檜原村&あきる野市の想像を超えるポテンシャルの高さに
ビックリしたのであります。
これはまだまだ素敵スポットがありそうな予感…!
ということで、
暑い暑い8月の最終日に
檜原村~あきる野市を再訪してみました◎
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まずは檜原村の山の中にある
廃校を記念館として公開している
レトロな木造校舎好きとしては
見逃せないスポットです。

檜原街道の脇に伸びる
こちらの細道を上がって行くみたい。
車も通れそう…だけれども、
この先の道がどうなっているのかわからなかったため
近くにある九頭龍神社の社務所の駐車場に停めさせていただき
徒歩で向かいました。
ちなみに九頭龍神社にもきっちりと参拝し、
社務所では(友人が)御朱印をいただきました。

坂道をのぼって行くとすぐに木造の校舎が見えてきます。
数馬分校は平成10年まで現役で使われていた校舎なのだそう。
檜原村最後の分校として残っていたのですが、
平成10年に125年の歴史に幕を閉じ、
閉校したとのことです。
現在は土日祝日の9:30~15:30の間のみ
一般公開されています。
校舎の中も見学できるなんてありがたい!
では早速。

うわぁ~!
校舎内に入った途端、
このレトロさにやられました。
ワタシが通っていた小学校よりも
だいぶ歴史が古いことがうかがえます。

木造の校舎って
どうしてこんなにエモいのでしょうか。

レトロなオルガンが更にノスタルジックな雰囲気を盛り上げています。

教室も超ステキ!

これは絶対にモデルさんがいた方が映える!
ということで、
おなじみの友人にモデルになってもらいました♪




どぉぉぉ~ですか⁉
ちょっとエモすぎて眩暈がしそう…!
ワタシが持参した小道具の麦わら帽子を無理やりかぶってもらい、
何枚も撮らせていただきました♪
良すぎる…!

ちなみに九頭龍神社は分校から車で数分の場所にあり、

こちらも雰囲気抜群!
パワースポット感みなぎる神社でしたよ◎
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数馬分校と九頭龍神社を見学したあとはランチ休憩を。
ランチはたなごころVillageさんにていただくことにしました。
こちらのお店も実は前々から気になっていたのです。
カフェやサウナや宿泊可能なコテージが併設されている施設みたい。


眼下に秋川渓谷を望みつついただくランチは最高♪
友人はランチのセットプレート的な一皿を。
ワタシともう一人の友人は
トマトとクリームチーズの冷製パスタを注文。
パンは、ふんわり食感ではなく
しっかりとしたドイツパン的かんじとのこと。
パスタは爽やかなおいしさで思わず一気食い。
クリームチーズ、めちゃくちゃおいしかった♡
と、
ここでハプニングが…!
なんだかワンピースの脇腹のあたりがムズムズする…!
これはなにか虫が洋服の中に入り込んでいる様子。
ギャ~~~!!!
すぐさまお手洗いに駆け込み、
ワンピースをバサバサやってみる。
あれ…?
なにも落ちてこない…。
気のせいだったのか⁉
いっそ洋服全部脱いでみようか、
と思っているところで、
順番待ちの方からドアをトントンされてしまい
一旦外へ。
うーん、
脇腹のあたりを触ってみても、なにもいなさそう。
やっぱり気のせいだったのかな?
3人ともゴハンを食べ終えたので、
次なる目的地へ向かうため再び車へ。
しばらく車を運転していると、、。
…!!!
ねぇ~!
太ももの下で何かがゴソゴソ動いてる~!!!
気のせいと思いたいけど
これ絶対何かいる!
大騒ぎしつつ慌てて近くの空き地に車を停め、
なりふり構わずスカートをバッサバサしてみたら、
コロッとゴツめの深緑色のカナブンみたいな虫が
排出されました。
やっぱりいたのか~!
ハチとかアブとか刺す虫じゃなくて良かったぁぁ~!
カナブンが部屋の中に入ってきて大暴れ、とか、
夏になると必ずセミアタックを何度かくらう、とか、
自宅に戻ったらカバンの中からコオロギが飛び出してきたり、とか、
虫にまつわるトラブルは人並みに経験しておりますが
ワンピースの中でカナブンを飼ったのは初体験です。
車の中に解き放たれてブンブン暴れまわられるよりは
良かったのかしら⁉
カナブンもワタシの体重に潰されずに
生きて戻れて良かったよね。
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カナブントラブルで今日一の汗をかきつつ
次に到着したのは

あきる野市にある深沢小さな美術館です。
ここもいつか行きたいな~!と目をつけていた場所のひとつ。

森の奥へと続いて行くような小径の先に

メルヘンチックな美術館があります。
深沢小さな美術館は、
造形作家・友永詔三氏が自ら古民家を改築してオープンさせた
手作りの美術館なのだそう。

入口を入ってすぐのところに飾られているこちらのお人形は
NHK連続人形劇「プリンプリン物語」の主人公
「少女プリンプリン」というキャラクターらしいです。
プリンプリン物語が放映されていたのは
1979年~1982年の間だそう。
"主人公である15歳の少女プリンプリンが、
見知らぬ自分の祖国と両親を探して、
仲間たちとさまざまな国や世界を旅する物語"
(Wikipediaより)
なんだって。
そんなに昔に放映されていたとは思えないくらい
プリンプリンちゃんはお顔から衣装までオシャレで
すごく現代風に見えます。
長いシルバーのまつ毛とか、超かわいい!
プリンプリン物語って今でも何かで見られるのかな。
友永詔三氏についてよく調べずにこちらの美術館を訪れ、
なんとなく
「メルヘンチックなかんじなんだろうな」
と思っていたのですが、
実際はその予想とはちょっと違った雰囲気でした。



どちらかと言えば、
いや、
かなりシュール。
いただいたパンフレットを見てみると、
"清楚なエロチズムの木彫、
木と和紙の灯のオブジェ、
木版画、
NHK連続人形劇「プリンプリン物語」のキャラクターたち"
と記載してあります。
なるほど…。
これまで触れたことのない独特すぎる世界観です。

お土産として購入できるこちらの木彫りの人形たちは
ジィージィ―という名前だそう。
ジィ―ジィ―たちは美術館に向かってくる辻々にも
案内役として佇んでいました。
小人なの…?
妖精…?
これも謎。

シュールな作品ばかりではなく、
可愛らしい木彫りのオブジェもたくさんありました◎

そして素敵なテラス。

と、
やはりモデルに入ってもらうと画になる窓際。
深沢小さな美術館の開館時間は10:00~17:00(水曜・木曜定休)、
入館料800円です。
12月から3月は冬季休館するみたいですよ。
友永氏の独特な世界観に触れてみたい方はぜひ!
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さて、
檜原村~あきる野市のエモいスポット巡り、
〆はやっぱり払沢の滝でしょう。


遊歩道沿いのレトロオシャレな建物を見つつ、
きれいな川の流れに癒されつつつ、
滝を目指す。

今日は前回よりも水量が少なめかな?

前回訪れた時は雨降りで足元が危なかったため
滝つぼ近くまで行くことは断念しましたが、
今回は岩場をのぼって滝つぼも見ることができました。
マイナスイオン~!
そういえば、
このあと少しだけ立ち寄った温泉施設のスタッフさんが、
「この辺りに昨日熊が出た」
と教えてくれました。
東京にも熊が出るのですね。
今年は熊の目撃情報がとても多いですね。
暗くなる前に帰らなくては…!