常滑~伊勢~浜名湖旅

ワタシの信頼する整骨院の先生によると、

伊勢神宮のお守りは最強らしい。

どうやらワタシは自分では全く気が付いていなかったけれど、

すこ~しだけ霊感があるらしい。

(指摘された今でも全くわからないけれども)

で、

そういったものの影響を受けやすい体質らしい。

その影響から守ってくれるのが伊勢神宮のお守りらしい。

「らしい」ばっかりで少々説得力に欠けるけれども。

伊勢神宮のお守りが欲しい…!

という経緯から、伊勢へ行くことに決めました。

せっかく伊勢へ行くのなら名古屋と岡崎在住の友人にも会いたい…!

そして名古屋ハンドメイドマルシェにも出店してみたい…!

と、

なんだか予定がモリモリの旅がスタートしたのであります。

一日目は名鉄名古屋駅から30分ちょいの

常滑(とこなめ)へ♪

今回の伊勢旅を計画するまでは知らなかったのですが

常滑は焼き物の町なんですね。

駅から徒歩圏内に

やきもの散歩道

というフォトスポット満載の散策コースがあるようです。

早速歩いてみよう♪

やきもの散歩道は、昭和初期頃に栄えた窯業エリアなのだそう。

現在も作家さんが多く住み、

たくさんの焼き物店、雑貨店が点在する他、

おしゃれなカフェもチラホラあるようです。

常滑の趣のある街並みは、

カメラが趣味の方にとっては撮影欲を大いに刺激されると思いますよ♪

 

坂が多い常滑の町。

細い坂道をテクテクと歩いていると

至るところに焼き物のオブジェ(?)たちを発見できます。

ここはカフェかな?

どの建物もレトロな雰囲気ですてきです。

「でんでん坂」だって。

ただの路地なのになんだかかわいくて

いちいちワクワクしちゃう(≧▽≦)

そして、常滑やきもの散歩道イチのフォトスポットがコチラ。

土管坂(どかんざか)です。

道の両脇に明治期の土管と昭和初期の焼酎瓶がビッシリと並び

坂道に敷き詰められている丸い模様の焼き物は

「ケサワ」という土管の焼成時に使用した捨て輪の廃材なんですって。

土管坂を上から見おろすとこんなかんじ。

ほんの短い坂ですが、

「映えスポット」として人気なんだって。

なるほどここはモデルさんがいた方が映えたかな。

土管坂の頂上には無料で利用できる休憩所があります。

この古民家感も良い。

中へ入ってみると、

 

 

焼き物の展示や、

やきもの散歩道のマップがありました。

ちょっとした観光案内所のような場所なのかな。

こうして見てみると、やきもの散歩道は短いAコースでも

なかなかの距離がありそう。

これは全部まわるのは難しいかな。

(常滑駅到着時で既に午後3時前)

 

ひとまず土管坂はチェックできたということで、

どこかまだやっているカフェを探して入ってみよう。

この坂道の途中にあるお店は…?

道に面した焼き物屋さんは開いていますが

カフェは閉店していました。

残念…。

坂道をのぼっていくと

レトロなレンガの煙突が。

 

まだ現役で使われている煙突なのかな?と、調べてみたところ

現在は使われていないようですね。

こんなに大きな煙突のある風景を初めて見ました。

ちょっと大きな道に出て歩いていると、

おやおや?

なにやら良さげな雰囲気のお店を発見しましたよ。

しかもまだOPENしているっぽい。

MADOYAMAさん。

1階が雑貨屋さんで、2階がカフェになっている様子。

お腹がペコペコだったこともあり、迷わず入店。

 

 

 

焼き物だけではなく、

帽子やストール、バッグなど

センス良い品々が並ぶ1階。

焼き物に全く詳しくないため

常滑焼についてはWEBサイトの受け売りなのですが、

常滑焼に使われている土は鉄分を多く含んだ知多半島の土で

朱色に焼きあがることが特徴なのだそうです。

代表製品は急須なんだって。

じっくり見てしまうとつい買いたくなってしまうので

チラ見するに留めておきます。

2階のカフェスペースはどんなかんじかな?っと。

わぁ~!

古民家特有の立派な梁が現しになっている広々空間。

ランチ時をとっくに過ぎている時間帯なので

他にお客様の姿はなく貸し切り状態です。

ふむふむ。

フードメニューはカレーなのね。

どのカレーもおいしそうで迷っちゃいますが、

最初にピピっときた野菜カレーをチョイス。

ランチセットにはたっぷり野菜のサラダがついてきます。

野菜が不足しがちな外食でこれは嬉しい。

そしてメインのカレーがこちら。

かなり深めのお皿に並々と盛られたカレーのボリュームに

「全部食べられるだろうか…」

と不安になりましたが、

サラサラめのルーがとても食べやすく、

具材の野菜もとてもおいしくて

スルスルと完食いたしました。

ここのお店を選んで正解だった!

満腹満足になり、

また坂道をテクテクと散策。

窯と煙突のある小さな広場や

おしゃれなカフェや雑貨屋さん。

 

 

小さな公園のタイルアートも美しい。

常滑は町全体で景観を美しく保っているのですね。

明治20年頃に築かれた「登窯」を目指して歩いていると

こんなレトロかわいい看板を発見。

このまま映画か何かのロケ地になりそう!

そして常滑やきもの散歩道で必見の「登窯」がコチラ。

 

逆行で白飛びしちゃっていますが…。

逆方向から撮るとこう。

この登窯は明治20年頃造られ、

昭和49年まで使われていたそうです。

国内に現存する登窯の中では最大級のものとなり、

「国の重要有形民俗文化財」、

「近代化産業遺産」にも指定されています。

登窯内が見学できます、との案内がありますね。

どれどれ。

 

 

大きな窯ですね~!

昭和の時代にはここで大量に常滑焼の製品が作られていたのね。

さて、

急ぎ足でしたが、やきもの散歩道の主要なスポットは見学できたようです。

なのでここからはオマケ。

登窯から少し歩いたところにすごくすてきな雰囲気の建物を発見したので

ちょっとお邪魔してみると

 

お店っぽいんだけど1階にはスタッフさんの姿は見えず。

2階がお店なのかな?

雑貨屋さんかな?

カフェかな?

入店してみると、これまた雰囲気の良いカフェでした。

和風チャイ(ミルクor豆乳)と

常滑産のプリンを注文。

しっかり卵感のプリンとスパイスが香りすぎない優しい味のチャイで

身体があたたまりました。

チャイとプリンをいただきつつ

店主さんと少しおしゃべりを。

ここのお店(常々さん)から少し歩くと

ちょっとした商店街があるそうです。

行ってみよう。

ここはやきもの散歩道Aコースからは外れている商店街で

あまり観光客の姿は見かけませんでした。

 

 

さすが焼き物の町とばかりに

道端に焼き物のオブジェたちが点在しています。

こういうのを見ながら散策するのも楽しいですよね♪

古い町並みに流れる川はなんだかノスタルジー。

そろそろ日が暮れるので

明日のお伊勢参りに備えてホテルに戻ろうかな。

常滑は、レトロな街並みや焼き物好きな方にめちゃおすすめです♪