報国寺と浄妙寺、そして稲村ケ崎

本日は

湘南地域のおすすめスポット記事を書くため

鎌倉へ。

鎌倉は見どころがたくさんあるので

どこへ行こうかな?

とさんざん迷った結果、

・お寺の中にガーデンテラスのある浄妙寺

・境内に素晴らしい竹林を擁する報国寺

・湘南の海岸越しに富士山を望める稲村ケ崎

この3ヵ所を巡ってみることに決めました。

まずは浄妙寺へ。

事前に調べたアクセス情報によると

「鎌倉駅東口のバスターミナル5番から

金沢八景駅方面行きのバスに乗る」

ということだったのですが、

5番乗り場には金沢八景駅行きの表示が見当たらない!

駅改札口付近にある観光案内所のおねぇさんに聞いてみると

「4番乗り場から乗れますよ~」

とのこと。

乗り場が変わったのかな?

いつも車移動が多いため

公共交通機関での移動に慣れていない我。

4番乗り場へ移動し、

しばし待って無事バスに乗れました。

鎌倉駅からバスに乗ること約10分。

「浄妙寺バス停」にて下車し、

バス停から徒歩3分ほどで浄妙寺に到着しました。

こちら浄妙寺は

臨済宗の寺院で

鎌倉五山

のお寺さんのひとつです。

ガーデンテラスやお抹茶をいただける喜泉庵へ行く前に

まずは本堂をお参りしましょう。

鎌倉五山のお寺さんならば

さぞかし混雑しているのだろうな~

と覚悟していたのですが

午後遅い時間に来たのが功を奏したのでしょうか、

境内には誰もいません。

心静かにお参りを済ませ、

いそいそと抹茶処へ向かいます。

抹茶をいただける喜泉庵は

本堂に向かって左手へ進んだところにあります。

ここね。

素敵な佇まい。

喜泉庵の中にも参拝客の姿はなく

貸し切り状態や!

抹茶と一緒にいただくお菓子は

干菓子と生菓子から選択できます。

ワタシは生菓子をチョイス。

なんというかもうお上品なおいしさ。

鳥のさえずりしか聴こえてこない静かな空間にて

抹茶などをいただいていると

まるで自分もお上品な人間になったかのように錯覚してしまいます。

目の前のお庭の静けさも良き。

この時間帯に来て良かったな~。

もしガヤガヤとたくさんの観光客がいたとしたら

この雰囲気を満喫できなかっただろうな~。

受付の方に

「抹茶を飲み終えたらぜひに」

と勧めていただいた

水琴窟(すいきんくつ)の音も聴いてみました。

この竹筒に耳を近付けてみると

水滴が落下する音が反響して聴こえるのです。

一滴一滴異なる高さで響く水滴の音。

何と表現したら良いのか、

今までに聴いたことのない不思議な音がします。

次はどんな音が響くのか

ずっと聴いていたくなっちゃう。

これも、静かな空間だからこそ楽しめることですね。

浄妙寺を訪れるのは

平日の午後遅めの時間帯が良いかもしれません。

本堂や抹茶処のある場所から

坂道を少しのぼった先に

石窯ガーデンテラスがあります。

コチラ。

素敵なお庭を眺めながら

ランチやアフタヌーンティーをいただけるそう。

アフタヌーンティーを狙って来たのですが

なんと本日定休日でした…!

リサーチ不足だった~!

ここはリベンジします。

浄妙寺でアフタヌーンティーをいただけずに

しょんぼりしつつ向かった報国寺

竹林が有名な報国寺は、

浄妙寺から徒歩5分ほどの場所にあります。

こちらでもまずは本堂にてお参りを。

先ほどの浄妙寺には観光客の姿はなかったのですが

報国寺にはチラホラと人の姿が見えます。

拝観料をお支払いし、

いざ竹林へ!

うわぁ~!

これはすごい!

美しい!

真直ぐに伸びる竹の間から差し込む光が神々しく

首が痛くなるくらい見上げっぱなしになってしまう。

鎌倉の人気スポットの上位に君臨しているのにも納得です。

順路を何周もしていたら、

乗ろうと思っていた江ノ電に

間に合わなそうな時間になってしまいました。

急いでバス停へ!

結局、

予定していた江ノ電を1本逃してしまい

夕陽が沈む時間に間に合わなかったという失態を犯しました。

あと5分早ければ…!

ここ稲村ケ崎

湘南の海岸と江の島と富士山をいっぺんに見られる

絶景スポットなのです。

クッキリと見える富士山のシルエット。

今日はきっと夕陽もきれいだったんだろうなぁ。

マジックアワーに間に合っただけでも

ヨシとするか!

浄妙寺のガーデンテラスと併せて

夕陽が沈む時間帯の稲村ケ崎もリベンジすることに決定!

帰り道、

路地の先に見える夕暮れに染まった海も

とてもきれいでした。

鎌倉は素敵な風景のオンパレードだなぁ。

また近々来ようっと!