「いも街道」ってなんぞや!?

どこか近場できれいな紅葉を見られる場所はないかな~

と、検索していて見つけた三芳町のお寺

『多福寺』

と、

多福寺から徒歩数分の場所にある

『多聞院』

へ行く途中に通りかかった

「いも街道」!!!

自宅から車で30分ほどの近場なのに

全く知らなかった「いも街道」。

気になる。

気になるぞ~~!

いも街道沿いには

「おいもカフェ」

なる、かなりそそられる名称のお店があるっぽい。

本日のメインは「寺と紅葉」のはずでしたが、

ちょっと紅葉見物の時間を短縮して

おいもカフェにも寄り道してみよう。

 

 

てことで、

まずは三芳町の紅葉の名所

「多福寺」さんへ(・ω・)ノ

ここ多福寺は、元禄9年(江戸時代)に

川越藩主・柳沢吉保によって建立された

臨済宗のお寺です。

では、美しき多福寺の紅葉をご覧あれ。

ふむふむ。

まぁ若干・・・、紅葉見物には早かったかな・・・?

なんならモリモリ緑。

見頃はもう少し先かな、

というかんじですが、

心が静まる禅寺の雰囲気に癒されました(^^)

 

さて、

お次は多福寺から歩いて7~8分の場所にある

「多聞院」さんへ(・ω・)ノ

多聞院も、先ほどの多福寺と同じく、

元禄9年に柳沢吉保によって建立されたお寺です。

多福寺は地域の人々の菩提寺として、

多聞院は祈願所として、

江戸時代からこの地を見守ってきた

長い歴史があるのですね。

多聞院の境内にはこのように、

小さなトラさんがたくさん奉納されています。

このトラさんは、

「身代わり寅」

といって、

病や災いから身を守ってくれるそう。

こんなちっちゃいトラさんが

身代わりになってくれるなんて。

狛犬ならぬ狛寅さんのまわりにも

身代わり寅がたくさん!

ちなみに身代わり寅さん、300円。

安・・・。

広い境内には他にも、

江戸時代頃から、

力士が力自慢のために奉納するようになったと伝えられている

「力石」や、

「傘地蔵」、

開運を祈願しつつ的目掛けて瓦を投げる

「開運かわらけ当て」

など、

想像以上に見どころがたくさん!

かわらけ投げの瓦は1枚100円。

試しに投げてみましたが、

これ、かなり難しく、

的の端にもかすりませんでした・・・。

多聞院のお隣には、

地域の総鎮守である「神明社」があります。

ここも、もう少ししたら

かなり綺麗な紅葉が見られそう。

総鎮守というだけあり、

風格ある佇まい。

そして拝殿の隣には「いも神様」を祀る社殿が。

川越市、所沢市、狭山市、ふじみ野市、三芳町の5市町は

「三富地域(さんとめちいき)」

と呼ばれ、

江戸時代に農地開拓されたそうです。

三富地域で栽培されるサツマイモは

「富(とめ)の川越いも」と呼ばれ、

落ち葉を集めて堆肥を作る

「落ち葉堆肥農法」で育てられているとのこと。

帰ってから調べました 笑

サツマイモといえば川越!

と思っていましたが、

ここ三芳町もサツマイモの栽培が盛んな地域だったのね~。

いもの神様を祀る社殿があるくらいだもの、

サツマイモ栽培にかなり力を入れているようだ。

これはこの後行く予定のおいもカフェが

更に楽しみになってきた!

思いがけず長居をしてしまったおかげで

イイかんじにお腹がすいてきました。

夕方近くの光に輝く柿も美味しそうに見える(腹ペコ)。

よし、

それでは満を持して

おいもカフェへGo!

多福寺や多聞院から歩いて行ける距離にある

「むさし野自然農場」さん

の敷地内に、

目指すおいもカフェがあります。

これはサツマイモの直売所。

「いも街道」にはこんなかんじの直売所が

何件も並んでいました。

そして念願のカフェへ。

夕方だというのに満席だったため少し外で待ち、

入店!

注文したのは~

冷やし焼き芋と

スイートポテト!

冷やし焼き芋は、イモなのになんだかジューシー!?

シットリしてるね~どころではない衝撃食感でした。

そして美味。

スイートポテトは、

バニラアイスが乗っかった焼き芋でした。

もちろんコチラも美味。

ランチの時間帯には食事メニューもある様子。

きっとゴハンも美味しいはず。

もう少し紅葉が進んだ頃に

また来てみようかしら・・・。