七里駅の桜の樹

さいたま市見沼区にある東武鉄道野田線の駅

「七里駅」

には、

ソメイヨシノとしては珍しい「株立ち」の桜の樹があります。

「株立ち」とは、

茎の根元から数本の茎が立ち上がっている樹木のこと。

この珍しくも美しい桜の樹が

駅拡張のため伐採の危機にあるそう。

先日、七里駅の株立ち桜を残すため

『桜を守る会』として活動されている方から

「桜を撮影してほしい」

というご依頼のご連絡をいただくまで

恥ずかしながらこの桜の樹の存在を知らなかったのですが、

実際に現地を訪れこの目で見てみて、

多くの方が「この樹を守りたい」と感じる理由が解りました。

現在、桜の樹だけではなく

都市公園や街路樹など

全国的に樹木の伐採計画が進んでいて、

度々問題となっていますよね。

ワタシ自身も

「こんなに樹木を伐採してしまうなんて・・・」

と感じつつも、

何もできない無力な自分に途方に暮れることが多々あります。

今回、ワタシが写真を撮影しSNS等に投稿したとして

事態を変えられるような力などないことは重々わかっていますが

何もしないよりかは断然イイはず。

なにより七里駅の株立ち桜、

すごく立派で美しいのです。

駅拡張のためにこんな桜を伐採してしまうなんて

悲しすぎませんか・・・?

以下、本日撮影した

七里駅の株立ち桜の写真です。