おはようございます!
岐阜~富山旅2日め。
そういえば秋から冬にかけての北陸地方は
曇りの日が多いイメージですが、
昨日に引き続き本日のお天気もピーカン!
これはもしかしてもしかすると、
念願の海越しの立山連峰を見られるかも!
過去何度も富山県を訪れていますが、
いつも曇りで立山連峰の姿が全く見えず。
いつかはリベンジを…!
と思っていたのです。
今日立山連峰が見えたなら、
きっとそれは旅友のおかげ。
なぜなら彼は、
富山を訪れる度に立山連峰の絶景を目撃しているのです。
富山に愛されている男…!
ワタシも便乗できるかしら。

朝8時過ぎにホテルを出発。
まず向かったのは海王丸パークです。
ここに来るのも何度目だろうか。
少なくとも4回は来ているはず。

キラッキラに輝く海と
いつみてもカッコイイ海王丸と、
その後ろに見える新湊大橋。
この景色、大好き。
それでですね、
写真では分かりづらいですが、
見えているんです…!
新湊大橋の背後に立山連峰のお姿が…!
今の時間帯は逆光なので少し見えづらいですが、
これ、お昼くらいになったら
バッチリクッキリ見えるのでは⁉
富山に歓迎された気分!

海王丸パークから海を挟んだ向かい側、
新湊大橋のふもとにやってきました。

真下から見る新湊大橋は大迫力。
ここはお魚がよく釣れる場所らしく、
デッキには釣り人がたくさんいます。

ここも絶景だな。
今日は風が弱く海がべた凪状態なので
橋脚が水面にきれいにリフレクションしています。
そしてその奥に海王丸の姿が。
釣り人ではなくてもテンションが上がる景色です♪

新湊大橋は、徒歩で通行することも可能。


足元、真下が海。
遠くに見える白い灯台は、
ここが富山新港の入り口ですよ
ということを示す目印ですね。
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海王丸パークと新湊大橋を堪能した後に向かったのは
黒部峡谷です。
今の時期、
黒部峡谷はきっと紅葉真っ盛り。
きれいな景色を見られそうだぞ。
と、走っていたところ、

水橋フィッシャリーナのあたりで
正面に見える立山連峰があまりにも美しかったため
一旦停車。

敷地内にあるちょっとした展望スポットからの景色がコレ。
正面に立山連峰がドーン!と見えます。
すごいすごい!
すごい迫力!

堤防からの景色はさぞ美しかろう、
ということで、
ちょっとお邪魔しま~す。


なんとなんと、
やっぱりここは立山連峰のビュースポットだったのか!
海王丸パークにいた時間帯よりも
山々の姿がクッキリと見えてきました。

海と船と立山連峰。
偶然見つけた絶景スポットに大興奮しつつ、
フィッシャリーナ内をウロウロと散策させていただきました。
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黒部に到着してからお昼を食べようかな、
という予定だったのですが、
フィッシャリーナをウロウロしたおかげで
早めにお腹が空いてしまったため
富山県内に複数店舗を展開している
氷見きときと寿司さんに入店!
昨夜めちゃくちゃおいしいお寿司を食べたからな~。
チェーン店のお寿司はどうだろうか?
と思いつつ、

まずはウニとノドグロと大トロのセットを注文。

おおおおおおいしいぃぃぃ~!!!
チェーン店といえどさすが富山のお寿司屋さん!
関東とはレベルが違いますぞ!

白エビも甘くて最高に美味!

これはなんだったかな?
とにかく何を注文してもおいしくて、
お昼からずいぶん贅沢をしてしまった気分 笑
富山は食のポテンシャルが高すぎる。
特にお魚。
しばらく富山で暮らして
お魚三昧の生活をしてみたいぞ。
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いろいろと寄り道をしてしまったため
予定よりだいぶ遅い時間に黒部峡谷に到着しました。
トロッコに乗ろうと思っていたけれど
ここはもう写真を撮るだけに留めておこう。
何と言っても1泊2日の旅。
我々には時間がないのだ。

トロッコの駅前にある駐車場に車を停めて、

駐車場から歩いてすぐのやまびこ展望台へ。

やまびこ展望台で撮りたかったのがこれ!
新山彦橋を走るトロッコ電車です!

この紅葉ぶり、最高じゃないですか⁉
一番イイ時期に来られたっぽい♪
汽笛を鳴らしつつ走るトロッコを見送ったあとは
9分後に発車するトロッコを撮影するため
すぐさま場所を移動して橋の下へ!

間に合った!

下から見上げる橋とトロッコも最の高!
ワタシがトロッコに夢中になっている間、
友人は動画でトロッコが走り抜ける様子を
撮影してくれていました。
ちなみに今回の旅友である友人は
自身が動画撮影をしていることもあり、
ワタシがカメラを構えると
自分の姿が画角に入り込まないように
サッと場所を移動してくれたりするのです。
この気遣いが地味に嬉しくて、
写真や動画を撮る習慣がないと
何の気なしにフレームインする場所に
いちゃったりするじゃないですか。
そんな時、
「そこどいて」とはなかなか言いづらく、
結果良い瞬間を撮り逃してしまったりすることも。
だから写真を撮りたい時は一人行動、
というのもある。
一緒に行動しているのに
ストレスなく写真を撮れるというのは
大変貴重な存在なのです。

トロッコを撮影し終わり、
ふと振り返るとこの絶景。
昨日から絶景しか目にしていないような…。

少し歩いて宇奈月ダムを見学し、

駅付近を徘徊。
写真に写っている噴水は温泉の源泉らしく、
激熱でした。
お気をつけて!

宇奈月神社の大イチョウも
今が黄葉の盛りとばかりに色付き、
鳥居まわりがますます神聖な雰囲気に。
去りがたい美しさですが、
まだ立ち寄る予定の場所があるようなので
滞在2時間ほどで黒部峡谷を後にしましたよ。
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続いてやってきたのは
新潟県糸魚川市にある絶景スポット
親不知子不知(おやしらずこしらず)です。

展望台からの眺めがコチラ。
親不知子不知は、
断崖絶壁に沿って狭い砂浜のある地形をしていて、
古くから「交通の難所」として知られている場所だそう。
「親不知子不知」とは不思議な地名だなぁ、
と案内板を見てみたところ、
“断崖絶壁と荒波が旅人の行く手を阻み、
波打ち際を駆け抜ける際に親は子を忘れ、
子は親を顧みる暇がなかった”
ことや、
“平清盛の弟である平頼盛の妻が、
子供を波にさらわれた悲しみを詠んだ歌”
が地名の由来として有力であると
伝えられているようです。
なんとも悲しい地名ではないか…!

親不知子不知を見たあとは
同じく糸魚川市にあるヒスイ海岸へ。

「大きなヒスイは持ち帰らないでね」
と書いてあるということは、
探せば大きいヒスイも見つけられるかもということ⁉


この石たちの中にヒスイが紛れているのかも
と思うと、じっくり探したくなってしまう。
ここでヒスイを探すか
富山に戻って夕暮れ時の立山連峰を見るか
という選択に迫られ、
どうしてもマジックアワーに染まる立山連峰を見たかったため
泣く泣くヒスイ探しを諦めました。
時間が足りない…!
旅に出るといつも、
時間が倍速で流れていくように感じます。
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富山に戻り、
ここもワタシの中ではおなじみのスポットとなった
道の駅 雨晴へ。
でね、
みなさんお気づきでしょうか。
雨晴海岸のシンボル・女岩の奥に
立山連峰がクッキリと見えていることに。
これぞ長年見たかった念願の景色!
さらにさらに、

真っ暗になってしまう一歩手前の時間ギリギリに
氷見線の電車が走ってくる姿と女岩と立山連峰
という見事なコラボレーションを見られました。

感動の一言…。
岐阜~富山旅の〆にふさわしい絶景です。
この2日間、
美しい景色しか見ていないし
おいしいものしか食べていない。
そして助手席に陣取り運んでもらい、
至れり尽くせりの旅でした。
同性でも異性でも、
友人でもパートナーでも、
自分の中で、
別れ際、「じゃあね、バイバイ」ってしたあとに
無性に寂しくなるタイプの人と
別れたあとも楽しい気分の余韻に浸れる人の
2タイプに分かれませんか?
今回の旅友は圧倒的後者(ワタシの中では)。
バイバイするのが寂しいな、シュン…。
となってしまうのではなく、
また次に会えるのが超楽しみ!
と思ってしまうような人なのです。
それと、10年以上仲良しなのに
今更ながら気が付いたことがある。
この友人は、たとえ冗談だとしても
人が傷つきそうなことや嫌な気持ちになりそうなことは
一切言わない人なのです。
豪快そうに見えるけれども
実はとても繊細で優しい人なんだな
と、
やっと気が付くことのできた今回の旅。
絶景もおいしいものももちろん嬉しかったけれども
もしかしたらこれに気が付けたことが
一番の収獲だったかも⁉
きっとずっと仲良しのままでいられると思える
貴重な友人の存在がありがたい。
また一緒に旅しようぜ!