雷様の神社と三県境

お仕事で、群馬県の各地を旅することになりました。

本日訪れたのは

埼玉県と栃木県との県境にある

邑楽郡(おうらぐん)板倉町です。

地元埼玉県との県境だというのに、

「邑楽郡」という地名を聞いたことがなく、

しかも何と読むのかわかりませんでした(汗

県境の町で取材したのは、

『雷電神社』

という雷様を祀る神社です。

雷除けと雨乞いの神社で、

近隣の農家に水の恵みを与えると伝えられている雷電神社。

ここ、板倉町の雷電神社は、

関東を中心に全国に80ヵ所ほどある雷電神社の総本社で、

1400年もの歴史がある由緒正しい神社なのだそう。

鳥居の奥に見えるのが神社の中心、本社です。

群馬県指定重要文化財らしい。

匠の技的彫刻がスバラシイ(・∀・)

職人さんてスゴイな~。

本社横を通って境内の奥へ。

う~ん立派!

何というか、

観光地という雰囲気は全くない町の中に

こんなに立派な神社があるなんて

少々驚きです。

(実際、ほとんど人とすれ違わない)

コチラは本社の真後ろにある奥宮。

縁結びのご利益があるらしい。

良縁に恵まれたい方はゼヒお参りを。

そして一見地味に見えるこの建物が、

実は雷電神社の中で最も注目の社殿なのです。

末社・八幡宮稲荷神社は

室町時代に建てられた、

歴史的にとっても貴重なものなのだそう。

群馬県内に現存する木造建築の神社では

最古の社殿なんだって。

扉が二組あって、真ん中に一本柱のあるこの造りは

「二間社造り」といい、

全国に7ヵ所しかない非常に珍しいもので、

国の重要文化財に指定されています。

予習してこなかったら何気なく通り過ぎてしまいそうな社殿なのに!

ちなみに商売繁盛や五穀豊穣のご利益があるそうです。

神社仏閣ファンにはたまらない神社なのか!?

 

特に神社仏閣ファンなわけではないワタシが興味を持ったのは

国指定重要文化財の社殿ではなく、

この赤い帽子のようなものを被ったご神木。

宮司さんに尋ねてみたところ、

明治初期に描かれた雷電神社の絵にあるご神木は

既にこの赤いものを被っていたとのこと。

宮司さんもなんでこのような状態なのかわからないらしいのです。

謎の赤い帽子を被ったご神木・・・。

青空とのコントラストが綺麗だったので、

撮影させていただきました(^^)

本社や奥宮のある境内から道を挟んだ向かい側に

「なまずさん」がいるということで

見に行ってみました。

お、、

いらっしゃった!

「なまずさん」を撫でると

地震を除けて元気が回復する

ということですが、

今は新型ウイルスの影響で直接触れることはできなくなっていました。

心の中で撫でまわす。

板倉町は「なまず料理」が名物ということで、

雷電神社の参道にも川魚料理のお店が2件ありました。

なまずは白身で脂がのっていて、美味らしい。

今日は食べる時間がなかったけど、

機会があれば食べてみよう。

 

 

神社については群馬県の観光サイト

「ググっとぐんま」

の記事で詳しく書くので、

ブログではこれくらいにしときます。

 

 

せっかく遠くまできたからには

他にも見どころを探して帰ろう。

ということで、

「道の駅かぞわたらせ」

にやってまいりました。

かぞ、ということは、ここは埼玉県なのかな。

道の駅かぞわたらせから歩いてすぐのところに

『歩いて行ける三県境』

というのがあるみたいです。

道の駅の階段を降りて、

土手沿いを歩いて行くと・・・

数分で到着しました!

ココが、埼玉県・群馬県・栃木県の三県境です。

全国にある三県境はだいたいが河川上や山頂にあり、

平地で歩いて行ける場所にあるのは珍しいんだって。

それにしても

地味ぃ~・・・笑

記事に盛り込めるかな!?と思って来てみましたが、

ちょっと難しいかな。

ちょっとした小ネタってことで。

道の駅に戻り、

「恋人の聖地」から渡良瀬遊水地を眺める。

雄大な眺め。

渡良瀬遊水地って確か、

上から見るとハート型に見えるんじゃなかったかな?

上から見るにはヘリコプターとかに乗るのかな!?

ドローン飛ばしていいのかな?

恋人の聖地のベンチに独りで座り、

しばし休憩。

さて、

帰って記事の下書きをしなくては。