親戚があまり多くはない我が家ですが、

母の出身地である宮城県には

仲良くしている親戚のおじさんやお姉さんたちがいます。

今回は母の希望により

仙台在住の親戚宅へと行くことになりました。

ついでにしばらく行けていなかったお墓参りもしよう。

帰りは山形経由で日本海を見ながら帰って来よう。

などと、

強引にワタシの希望も入れつつの

2泊3日の旅程が決定しました。

まずは埼玉県の自宅から

先祖代々のお墓がある

小牛田(こごた)を目指して出発！

小牛田は仙台より北にあり、

自宅からノンストップで向かっても5時間ほどかかります。

う～ん、

久々の長距離運転。

がんばるぞっと。

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5時間ノンストップで行くぜ！はわりとツラいので

途中、那須高原SAにて休憩。

「栃木県のご当地ドリンクといえば」の

レモン牛乳を飲み、

濃厚なミルクソフトクリームも食べて

しっかり栄養補給（糖分ばっかりやないか～い！）。

血糖値が爆上がりして眠くなるかな？と心配しつつ車へ戻りましたが

眠気に襲われることなく無事小牛田へとたどり着けました。

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お墓参りを済ませたあと、

小牛田の町を少しだけ散策してみることに。

子どもの頃、

夏休みになると毎年のように来ていた小牛田。

どこを見ても懐かしい。

ここは小牛田駅から徒歩すぐの場所にある小牛田駅前公園。

なんの変哲もない公園ですが、

盆踊りの思い出や朝市の賑やかだった雰囲気を思い出して

ちょっと感傷的な気分になったり。

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この巨大な遊具は多分、

ワタシが子どもの頃にはなかったと思うのですが

記憶にない遊具を見ても

小牛田だというだけでなぜかセンチメンタルになる 笑

　

小牛田駅前はひっそりとしていて、

駅前から続く商店街を歩いてみると

ほとんどのお店のシャッターが閉まっていました。

小牛田と言えば、の「小牛田まんじゅう」屋さんは営業している！

ちょっと入ってみよう。

ついでに明日伺う親戚宅へのお土産も購入しよう。

お店の奥が居住スペースになっているのでしょうか？

休憩スペースかな？

昔ながらの商店的雰囲気がイイ感じの店内にて

小牛田まんじゅうを購入。

　

小牛田まんじゅうは、小ぶりで素朴な味わいが魅力です。

甘すぎないところも良き。

今は丸い形ですが、

昔は小判型だったんだって。

東北本線・陸羽東線・石巻線の3路線が乗り入れ

かつては交通の要所だった小牛田駅で、

電車の発着時間に合わせて

おまんじゅうを乗客に手売りしていたことから

小牛田まんじゅうは小牛田名物として知られるようになったそう。

そういえば崎陽軒のシウマイにも似たような逸話があったなぁ。

列車の窓越しにおまんじゅうやシウマイを購入するなんて

今の時代には考えられないよね。

小牛田まんじゅうを販売している「山の神まんじゅう本舗」さんの店内には

当時の様子を記録した写真が飾られていました。

興味のある方はぜひ見てみてね。

小牛田まんじゅうを購入したあとに立ち寄ったのは

この場所で50年以上商いをしているという

「だんご屋」さん。

山の神まんじゅう本舗さんに負けず劣らずのレトロな店舗にて

おいしそうなお団子を購入。

小さめのお団子なのでとても食べやすく、

小牛田まんじゅうと同様

素朴な味わいで美味でした。

（特にずんだ餡がおいしかった）

ちなみにだんご屋さんの店内も

奥が居住スペースになっていました。

お客さんが来店したらお部屋からのんびりと接客に出てくるような

ゆる～いスタイルのお店。

いいなぁ。

こんなかんじで商売したい。

お団子は、小牛田山神社(こごたやまのかみしゃ)さんの境内にある

休憩スペースでいただきました。

山神社さんの境内には6月末頃から

紫陽花がたくさん咲くそう。

　

関東でもまだ咲き始めの紫陽花。

宮城県では開花している花が数本、といったかんじでした。

　

紫陽花は見られませんでしたが、

カラーの花がきれいに咲いていたのでパシャリ。

　

境内にある日本庭園もすごくきれいで

紫陽花が満開の時期はさぞかし絶景なんだろうな、と想像する。

こんなにすてきな神社なのに

おかんは中学生の時に来たのが最後で

今回半世紀以上ぶりに来たらしい。

もったいない！

近所にこんな神社があったら

しょっちゅう来たくなりそうなものなのに～！

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小牛田の散策を終え、

お次は古川駅の近くにあるもうひとつのお墓へ。

古川のお墓にはワタシのひいおばあちゃんが眠っています。

100歳手前まで長生きしたひいおばあちゃんには

小さい頃にたくさん遊んでもらった記憶があり

東北訛りの喋り口調が懐かしい。

（訛りすぎててたまに何言ってるのかわからなかった 笑）

小牛田から古川へ向かう途中に

「そういえば近くに無人駅があるよ」

というナイスな情報を投げてきたおかん。

レトロな無人駅が大好物なワタシは

迷うことなく寄り道することにし、

急遽、件の「陸前谷地駅」へ。

着いたぞ～！

陸羽東線の陸前谷地駅！

こちらが駅舎です。

この佇まい、たまらん！

時刻表を調べてみたところ、

なんと10分後に古川行きの電車が来るみたい！

これはぜひとも電車を見たい！

ということで、

駅周辺をロケハンしつつしばし待つ。

　

　

まわりを水田に囲まれた線路も

小さな待合スペースしかない駅舎も最高に良い雰囲気！

そして電車。

　

　

　

　

最高です。

たった10分の待ち時間で水田の中を走る電車を見られるなんて。

タイミングの良さに感謝！

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寄り道をしてしまいましたが、

古川のお墓も無事にお参りすることができました。

夜ご飯はあらかじめ調べておいた

「気仙沼あさひ鮨 古川店」さんへ。

　

三陸産の握りとサラダ、茶わん蒸し、お味噌汁がついた

ディナーセットを注文したら

予想以上のボリュームで超満腹になりました。

どれもおいしかった！

しかもこのセット、2410円というリーズナブルすぎるお値段。

古川駅近くでお寿司を食べたい時に

オススメのお店屋さんです。

さて、

明日は仙台の親戚宅へ伺う予定なので

今日は早めに休もうかな★